支援者研修  公認心理師Bルート研修向け (A)子どもと家族の心理療法の基本を学ぶ(文献購読)

NPO法人アスペ・エルデの会 講師:辻井正次

 公認心理師Bルート研修向けの文献購読です。1年を通じて学んでいきます。
(A)子どもと家族の心理療法の基本を学ぶ(文献購読)
(B)心理アセスメントの基本を学ぶ(検査法を学ぶ・実習は各事業所で・有料セミナーも併用しつつ)
(C)社会性の早期支援手法を学ぶ(文献購読と動画を用いた研修)
 以降、さらにいくつかの学びを業務と並行して取り組んでいきます。

 あくまでもアスペ・エルデの会のBルート研修及び職員研修として行いますが、条件が合えば、現場で実際に支援を行っている支援者のなかでご一緒される方を受け入れる可能性はあるだろうと思います。外部からの参加の方は有料(年間を通してのプログラム全体の価格)とします。


(A)子どもと家族の心理療法の基本を学ぶ(文献購読)
 辻井が担当し、子どもや家族の心理療法や発達支援の基礎を学んでいきます。現在のアスペ・エルデの会の発達支援が創られていった、さらにその基本の学びを歴史的な意味のある文献をあげて読んでいきます。現在の知見からすると間違いとなっている内容も含みますので、それはその都度、指摘していきます。最新の、マニュアル的なものだけでいいという考え方もありますが、アスペ・エルデの会は研究プロジェクトからスタートしたチーム(研究開発型NPO)で、どうして現在の考え方に至ったのかを、歴史的な文献を踏まえて押さえておかないと、最新のものの、さらに次を創っていくことができないですので、押さえていきます。なので、お勉強好きの方が読んで満足というための学びではないので、学んだことの中で、何は今使えるもので、何は時代遅れなのかなど、積極的に考えるスタイルが求められます。
 子どもの支援の領域にいると、障害特性を存在しないものとするような(意識的・無意識的に発せられる)言説や差別主義に晒されることになります。過去にすでに否定されている”育て方が悪いから発達障害になる”というような言説は形を変えてリバイバルしてくるし、安易で雑な生物学的・脳機能由来の説明とか(既に否定されている)ワクチン原因論とか、陰謀論としか思えない暴論も形を変えてリバイバルしてくるし、そうしたなかで、支援の道筋を見失うことなく、ご家族が安心して子育てできるように、そして、実際に出会う子どもやご家族が今より少しだけでも楽しい・うまくいく生活を創り出せるように、支援の考え方を学び、新しい支援を創り出せるように考える道筋を提示します。学んだ⇒”だからどうしていくのか”が大事だと思います。
 各テキストを2回かけて、隔週で読んでいきます。大まかな内容の発表をしてもらって、質疑やディスカッションを進めていく進め方になります。多くの本が絶版になっていますので、ご用意いただくのはご自身のご努力でお願いします。初回以降は、実施日は火曜日の夕方の中で実施できる日を毎回確認をします。

①バージニア・M・アクスライン『開かれた小さな扉―ある自閉児をめぐる愛の記録』日本エディタースクール出版部.2008年.
②D・W・ウィニコット『子どもと家庭―その発達と病理』誠信書房.1984年.
③キャサリン・モーリス『わが子よ、声を聞かせて―自閉症と闘った母と子』日本放送出版協会.1994年.
④ブルース・D・ペリー/マイア・サラヴィッツ『犬として育てられた少年―子どもの脳とトラウマ』紀伊國屋書店.2010年.
⑤ジョン・ボウルビイ『ボウルビイ母子関係入門』星和書店.1981年.
⑥G・R・パターソン『家族変容の技法をまなぶ―入門 親と子どものための社会的学習理論』川島書店.1987年.
⑦ゲリー・L・ランドレス『プレイセラピー[原著第4版]―関係性の営み』日本評論社.2025年.
⑧P・A・アルバート/A・C・トルートマン『はじめての応用行動分析 日本語版第2版』二瓶社.2004年.
⑨マイケル・ホワイト/デイヴィッド・エプストン『物語としての家族』金剛出版.1992年.
⑩ポール・スタラード『子どものための認知行動療法ワークブック―上手に考え、気分はスッキリ』金剛出版.2020年.

 1年間の予定ですが、終わるまでなので、少し早く終わったり、少し超すのかもしれませんので悪しからずご了解ください。

参加対象

NPO法人アスペ・エルデの会Bルート研修生・正職員。条件が合えば、実際の子どもの支援に取り組む支援者をお受けする場合がある。

開催日時

2026年10月06日(火) 17:00~18:30

開催場所

オンラインで行いますので、職場やご自宅から参加いただけます。オンラインセミナーの情報は、参加者の方のみにメールで御案内を差し上げます。

定員

5名

参加費

一般: 132,000円 正会員: 無料 

備考

 詳細はお問合せ下さい。
そんなに関心のある人はいない想定で、内部的な研修として進めるつもりですが、ご関心があればまずお問合せ下さい。
 申し込みを、セミナー申し込みサイトから申し込むのではなく、問い合わせをいただいてやり取りをして参加の可否を決めていくようにやっていきます。なので、お待ちいただいても申し込み開始にはなりませんので、問い合わせを直接に下さい。
 問い合わせ先: tsujii@as-japan.jp

お申し込み

現在、受付準備中です。

▲ページトップへ

Copyright © 2010 Asperger Society Japan. All Rights Reserved.