オンライン 思春期・成人期の発達障害の人たちへの支援の基本講座(第3回) 成人期の地域生活支援について考える
NPO法人アスペ・エルデの会 講師:辻井正次
成人期の発達障害のある人たちへの支援に関して、取り組みや考え方の共有をしていこうとする基本講座を、年に何回かやっていこうと思います。
第3回は、滋賀で成人期のサポートホーム事業など、さまざまな取り組みをされてきた松田裕次郎さんをお迎えして、松田さんが成人期の支援においてお考えのことをお話しいただきます。その後に、辻井はじめ何人かでトークをしていこうと思います。詳細はまたUPしていきます。
前回は、近年話題となっている8050問題や、その前段階の7040問題、あるいは、私たちとして気になっている6030問題から、成人期の本人と家族の課題を辻井の方でまとめてお話をしました。成人期の余暇支援に向けて開発してきたアプリ「ライフログクリエーター」の取り組み、女性専用グループホームLUPINOでの取り組みについて紹介したりしながらで、その後に富山で成人期の支援の経験が豊富な東真盛さんとトークをしました。親御さんが子どもを「離せない」ので、自己選択ができない現状についていろいろ意見交換しました。親が元気で、自立の練習をして戻ってこれる時期に、数年の自立の練習をしておくことが大事なことを確認しました。親が「そのうち」と思っているうちに年を取って、子どもが40-50歳代になり、親も70-80歳代になってしまうのはなかなか厳しいところです。子どもが20-30歳代でしっかり練習していただければと思います。
NPO法人アスペ・エルデの会でも、女性専用のGHをオープンし、運営にあたっています。成人になり、一度、家から離れて自立に向けた取り組みをして、そこからひとり暮らしでもいいし、自宅に戻って家事をしつつ働くスキルを身に着けてもいいし、そうした自立に向けての取り組みの場所があったらいいよね、ということで、横浜のモデルを参考にオープンしました。しかし、その中で感じたのは、特に女性だからということもあるのかなと思いますが、親御さんのほうが離すのはなかなか大変なんだなあということでした。
思春期以降、成人期以降、どんな暮らしを考えていくのか、そのきっかけとなる機会となればいいと思っています。
<募集期間>
追って、UPします
参加対象
思春期・成人期の発達障害の人たちへの支援にかかわる支援者や、発達障害をお持ちの方やそのご家族など。
開催日時
2026年01月11日(日) 13:30~15:00
開催場所
オンライン会議システムを使って実施しますので、ご自宅等でご参加いただけます。
定員
15名
参加費
一般: 550円 賛助会員: 550円
備考
お申込み完了後、すぐにお申込み完了メールをお送りします。online@as-japan.jpからのメールが受け取れるように受信設定を確認してください。お申込み完了後、メールが届かない場合はお問い合わせください。
お申込み完了後、ご案内をご確認の上、セミナー前にご入金をお願いしております。振込手数料は参加者負担です。ご入金が確認後、セミナー2日前までにセミナー資料と領収証をZoomのURLと共にデータでお送りさせていただきます。
その他、下記の注意事項をご確認ください。
・当日の録音や録画はお断りいたします。
・申込フォームから必要事項をご記入いただき送信してください。備考欄に、年齢と、職務内容の詳細をお書きください。記入がない場合、参加はお断りいたします。
・なお、参加定員に達した場合、キャンセルがあった場合には自動的に申し込みが可能になります。キャンセル待ちなどの対応はシステム上できかねますので、定期的に申し込み用のHPをご確認ください。
お申し込み
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