ピカリンって?
活動のご紹介
入会のおさそい
ピカリンってなに?
「ピカリンはアスペ・エルデの会の正会員団体です」ってあるけれど、どういうこと?
アスペ・エルデの会のさまざまな療育・支援を受けられるって聞いたけど…
ここでピカリンのしくみをご紹介します。
組織図
ピカリンのしくみ
ピカリンは三重県内の発達障害の子どもをもつ親たちが集まって作った親の会です。

NPO法人アスペ・エルデの会と正会員団体契約をしていますので、発達障害の専門家(ディレクター)・ボランティアスタッフ・無償支援専門家(学校教員等)が派遣され、アスペ・エルデの会が開発している子どもたちの療育や支援のプログラムを受けたり保護者の相談等の支援を受けることができます。

また保護者はアスペ・エルデの会が企画する各事業の運営や広報、事務所の管理や庶務、経理の仕事をできる範囲で分担し担当することでNPO法人の運営維持を行っています。

このように保護者が積極的に活動に関わっていくことで、親の会やNPO法人を安定的に継続して行くことができ、子どもへの継続的な支援を受けることができます。

 アスペ・エルデの会の詳しいご紹介は こちら
ピカリンキッズ
小学1年生〜中学3年生までの子どもたちはピカリンキッズに所属し、月1回の学習会や例会・合宿等を通じて、学習スキルやソーシャルスキルのトレーニングをうけます。

普段の活動や面談・各種検査により把握された苦手や困難を感じる部分を中心に発達支援・介入のプログラムを立て、専門家から指導をうけているボランティアスタッフが1対1で担当としてついて支援に当たることで、子どもひとりひとりのペースに会わせた無理のない支援をおこなっています。

また長期にわたるグループ活動により
子どもと支援者の間の信頼や
子どもたち同士の交流が深まり
かけがえのない仲間になっています。

ピカリンサポーターズ
ピカリンキッズを卒業するとピカリンサポーターズに所属します。

高校生は月1回程度開催のサポーターズクラブや例会・合宿で生活面での自立へ向けたスキルやソーシャルスキルのトレーニングをうけ、将来展望をもって、その人なりの進路選択に必要な力を
つけることに取り組みます。

大学生はボランティアスクールに所属し、他のスタッフと
ともに子どもたちの支援を行うことを通して
就労・就職を視野に必要な社会的スキルの
トレーニングをしていきます。

社会人は保護者が亡くなった後の生活など
ライフワークを見据えた支援活動と
日々の就労に対するリフレッシュのための
余暇活動を行なっています。
子どもたちは継続的に同じ専門家の先生やスタッフさんとかかわってもらえるから、安心して活動できてるみたい。
同じ障害をもっているお友達といっしょに学習会でお勉強したり、例会で楽しくゲームや運動をしたりして楽しいみたい。
発表会では大きな会館の舞台上で歌や踊りや劇をしたり、夏の日間賀島合宿では海でのシュノーケリングや釣り、いかだ作りなど普段の生活ではなかなかできない経験をたくさんして、そのたびごとにとても成長したなって実感するわ。
子どもたちの活動の間、親はおしゃべりしたり先輩ママさんの経験談などを聞いたりしてストレス解消しているの。
困ったときや問題があったとき、専門家の先生にすぐに相談してアドバイスがもらえて心強いわ。
たくさんの障害を持つ子どもたちやその保護者さんと知り合えて、自分だけじゃないって心強く思ったわ。
会の運営活動はたいへんだけど、行政や企業、教育機関や専門機関などとかかわる機会が持てて自分の視野が広まったわ。
検査などを受けることによって子どもの状態を把握したり、より効果的な働きかけ方をアドバイスしてもらえたりするの。
ピカリンサポーターズの保護者から
ピカリンに入会して助かったことは、専門家の先生との継続的なかかわりでした。
医療機関はどこも予約が必要で、診察が何日も先になってしまい、
急に困ったとき素早く対応していただくのは難しいです。
また、お医者様との信頼関係や相性の問題もあり
せっかく診察を受けてもうまく生かすことができないことがあります。
そういう意味でも普段学習会でお世話になっていますから、
子どももすんなりとディレクターの先生の話は受け入れられたようです。
学習会の前にあらかじめメールで困っている内容をお伝えして、さりげなく支援していただく
というのが本当にありがたかったです。
特に思春期前からは親とは距離を置きたがりますから、そういう点でも助けていただいています。
お陰さまで子どもは今、親元を離れ頑張って働いています。