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発達支援プログラム/システムの開発

ここでの発達支援プログラムや発達支援システムの研究開発については、現時点ではあくまでも正会員団体(及び部分的には研究協力賛助団体会員)の参加者を対象としたもので、生涯発達を視野において、社会的自立の方向性に向けて、子どもの課題への支援が可能になるためのオーダーメイドの支援プログラムの開発モデルを考えています。そして、そうした発達支援プログラムが実際に実施できるための、コミュニティのなかでの当事者主体の支援システムのモデル開発を考えています。モデルとして,ある程度,一般化できる可能性があるものから、パッケージ化を考えていきます。

以下にあげる内容は、現在,実施中の研究開発内容です。発表内容については、NPO法人化以後のもので、NPO法人アスペ・エルデの会独自のもの以外に、関与する専門家がNPO法人アスペ・エルデの会との共同研究において実施した研究の成果が含まれます。今後、順次ホームページに掲載していきます。
(研究成果については、出版元からお取り寄せ下さい。NPO法人アスペ・エルデの会として公開することは版権等の関係もあり、できません。)
現在実施中の研究開発内容
発達障害についての啓発
辻井正次
「広汎性発達障害の子どもたち - 高機能自閉症・アスペルガー症候群を知るために」
 2004, ブレーン出版
別府哲・奥住秀之・小渕隆司(共著)
「自閉症スペクトラムの発達と理解」
 全国障害者問題研究会出版部.2005
特別支援教育全般に関する研究
辻井正次
「高機能自閉症児の特別支援教育の現状と課題」
 発達障害研究(日本発達障害学会), 2003, 第24巻, 340-347.
辻井正次・竹嶋陽子
「軽度発達障害をもつ子どもたちへの発達支援と治療教育:発達臨床心理学の視点から」
 学校保健研究(日本学校保健学会),2004, 第46巻5号, 456-463.
辻井正次
「教育に関する委員会セミナー:新しい児童精神医学と教育の対話の時代に」
 児童青年精神医学とその近接領域(児童青年精神医学会) 第46巻(印刷中)
発達支援システムに関する研究
堀美和子
「アスペルガー症候群の青年期の特徴 - 青年期特有の課題とそのサポート - 」
 『実践障害児教育』, 2001,通巻 338 号,17-21
堀美和子
「地域における発達援助システムの試み」
 『教育』 ,2002 ,11月号, 57-63.
辻井正次
「自閉症児を育てる,自閉症とともに育つ:NPOの立場から」
 そだちの科学(日本評論社), 2003, 第1号, 87-91.
辻井正次
「高機能広汎性発達障害児者の心理・社会的サポート」
 乳幼児医学心理学研究(日本乳幼児医学心理学会),2003, 第12巻, 27-35.
辻井正次・吉橋由香
「「アスペ・エルデの会」:当事者を主体とした高機能広汎性発達障害の地域発達支援システム」
 精神科, 2004, 第5巻, 29-32.
辻井正次・藤吉倫子
「発達障害児のピア・サポート−同じ「想い」をわかち合うことの意義」
 教育と医学(慶応大学出版会), 2004 第52巻12号, 48-55.
明翫光宜
「青年期における発達支援 アスペ・エルデの会-支え合いの支援の場として」
 実践障害児教育,2004, 8月号, 34-37.
辻井正次・大羽美華
「広汎性発達障害の子どもたちが対人関係のなかで困ること-発達障害の子どもの抑うつと関連して」
 現代のエスプリ別冊「うつの時代と子どもたち」(至文堂) 2005 215-224.
辻井正次
「特集:アスペルガー症候群 思春期・青年期の人たちとのおつきあいから思うこと」
 そだちの科学(日本評論社), 第5号, 48-52.
豊田佳子・杉山登志郎
「広汎性発達障害者への対応における留意点」
 精神看護,2005,第8巻,第4号,46-52.
辻井正次・神谷美里
「発達障害児支援の現状と課題~地域で障害児が共に生きるために~」
 こども未来(こども未来財団) 2005, 平成17年10月号(印刷中)
熊谷豊、辻井正次
「成人期の高機能自閉症、アスペルガー症候群の自助グループ」
 精神科, 第7巻6号, 2006
田中尚樹・辻井正次
「青年期・成人期のアスペルガー症候群の人への生活支援」
 教育と医学 2006  第54巻12号, 39-45.
辻井正次
「アスペルガー症候群の理解と地域支援のあり方」
 月刊保団連, 2006, 42-48.

★ 公的な発達支援システムと並行する、当事者にとっての発達支援の豊かさを保証する民間の立場で提供できるシステムのあり方についての研究を展開中。
就労支援モデルに関する研究
辻井正次
「軽度発達障害の就労支援の実際と課題」
 小児の精神と神経(小児精神神経学会),2003, 第43巻, 205-212.


★ 就労に必要な職業準備教育や、職業ガイダンス、就労支援モデルについての研究を展開中。
余暇支援プログラムに関する研究
辻井正次,中村和彦(編著)
「イルカ・セラピー入門:自閉症児のためのイルカ介在療法」
 ブレーン出版 (2003)

★ その他、各種,余暇支援プログラムの研究を実施中。
  ふれあい囲碁、コンピューター・プログラミング応用などの研究プランを展開中。
個別発達支援プログラムに関する研究
辻井正次・神谷美里
「「気がかりな子」の家庭での援助 友だちができること-軽度発達障害の子どもたちの場合」
 児童心理(金子書房), 2004, No.807, 122-126.
川戸綾子・辻井正次
「落ち着きのない子への就学支援」
 教育と医学(慶応大学出版会)2005 第53巻8号, 52-58.

★ 個々の発達障害をもつ子どもに対するオーダーメイドの発達支援プログラムや介入・支援技法についての研究を展開中。
発達障害者支援法に関する研究
発達障害者支援法ガイドブック編集委員会(編集代表者:辻井正次)
『発達障害者支援法ガイドブック』2005
 河出書房新社
辻井正次・新谷麻衣
「特集:発達障害者支援法の施行について 先進事例の紹介4 NPO法人アスペ・エルデの会」
 厚生労働((財)厚生労働問題研究会) 2005 第60巻5号, 17-18.
辻井正次
「発達障害者支援法 - その今日的意義と将来展望:高機能広汎性発達障害児への支援の立場から」
 発達障害研究(発達障害学会)2005 第27巻2号, 123-127.
発達支援に必要な人材を育成するシステムに関する研究
辻井正次
「子どものこころの専門家はどこで育つのか」
 教育と医学 第54巻3号, p56-65, 2006

★ 発達支援を地域・コミュニティにおいて可能にするための人材育成システムやカリキュラムについての研究を展開中。